香り付きバリアーニ石鹸のアーカイブ
香りつきバリアーニ石鹸の件
- 2010/01/24 06:51
- 香り付きバリアーニ石鹸
香りつきバリアーニ石鹸の件
おはようございます。
今日は期待をされていた方もあったと思いますが、バリアーニ石鹸のラインナップに香りつきのものを加えたいと言っていた件についてです。どうぞお読み下さい。
バリアーニ石鹸に最高の香りをつけてお風呂を一層楽しみたい。当社ではそんな石鹸を実現できないものかと検討を重ねてきました。この試みを発表したときには、お客様より現在の製品は残すようにとのご希望が多数寄せられました。お客様は相当なコスト高を予想されていました。
本日結論がでましたのでご報告申しあげます。お騒がせいたしましたが、この計画はコスト増と製造技術上の点、そして安全性担保の観点から放棄いたします。以下そのご報告です。
当社の新しい石鹸の基本デザインは、肌への安全性を絶対的に担保したうえで微かな香りを加えるということでした。
- 現在のバリアーニ石鹸の成分はそのままに、
- 何とか安全性が担保された良い香りを加えることが出来ないだろうか
という発想でした。
そこで弊社では、
- USDAORGANIC(アメリカ農務省認証有機)のエッセンシャルオイルや、
- エッセンシャルオイルを抽出する元の原料であるフローラルウオーターと呼ばれる蒸気抽出された香りのエッセンスの水溶液
を選択する作業を続けていました。
香りの候補は数種類あり、大方の支持が得られると思われたのがラヴェンダーでした。そのコストは、正しくお客様のご想像通りの莫大なものでした。香りの世界では、有機認証品を除くと殆どが化学合成品で、良くてもブレンドです。
また、製造時に均一濃度が保証できない原料を使用すると、製品の均質性が維持できないようです。ましてや、微妙な微香性製品の開発には数回の試作を必要とし、一体いつOKが出るか分からぬ注文はとても受けられぬとのこと。なるほど、相手の立場に立てば当然のことと思いました。
今回の試みで分かったのは、原料の均質性が必要だからこそ、化学合成の香りが採用されるということでした。また香り成分の安定性を維持させるには、多くのケミカル原料を添加しなければならないこともわかりました。
香りのプロの皆さんからは、至極もっともなアドバイスを頂いています。「最初からお風呂にエッセンシャルオイルを一滴入れればいいでしょう。そしてバリアーニ石鹸を使えば、洗い湯がエッセンシャルウォーターの代わりになると考えれば済むことではないでしょうか。ただし、濃度管理には細心の注意を払って下さい。」一滴の違いは、刺激としては大変な違いというご注意もありました。
どうやら無い物ねだりをしていたことがわかりました。しかしながら、全ての製品開発は無い物ねだりから出発します。今後も、よい製品の開発に努力致します。
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香りとはかくも儚いものであったかと改めて驚かされました。
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