- 2010/07/20 07:20
- 石孫本店
17日に訪問した、味噌と醤油でおなじみの秋田県にある石孫本店さん訪問記、今日は味噌編です。
仕込は11月と2月だそうです。
最初に見せて頂いたのは450kgも炊ける炊飯器。
450kgの米と300kgの大豆、その他もろもろを入れると1トンの味噌になる分量だそうです。
次にこれまた巨大な蒸し器。
蒸し上がると、台の上に広げられ、あら熱を取り、麹菌を蒔きます。この麹ダネと言われる大元の菌は、全国の有数の麹ダネ取り扱い店から仕入れているそうです。
ここで使われるのが萩のカバーです。
一説によると殺菌効果があるとか。今では作る人がなく、引退した酒屋さんが山に芝刈りに行き、手作りされたものを使っているそうです。
冷めると、この麹室(こうじむろ)に移されて、白布に包んで一晩寝かせます。
この積まれている麹蓋に移され、さらに麹室で三日間寝かされます。麹蓋にも酵母菌がびっしり。
発酵時に自ら発する熱で死滅しないよう、天井の窓を開けて温度調節されます。
また、この工程で手作業で混ぜ合わせるのと機械でするのとでは、味が全く変わってくるそうです。
味噌樽。1トンから3トンのサイズがあります。
そして、この5トン樽は、蔵の建造時に組み立てられたもの。ここに運ぶのもものすごい重労働です。
一つ20kgの重しを載せます。
カバーを少しめくって頂きました。美味しそうな味噌がここでできてきています。
味噌は1年熟成が一番香りがよいそうです。当社で販売している吟醸孫左エ門味噌も1年熟成です。その後は味が変化していき、3年ものになるとこんな色に。
素晴らしい香りにうっとりしました。明日は、醤油編のレポートです。
——–
行ってみなければわからないことが多数ありました。酵母菌が満ちている蔵の中の空気。温度、そして香り。
6時間近くかけて行って本当によかったです。
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