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【おすすめ本】『図解 感覚器の進化』

図解・感覚器の進化 (ブルーバックス)

毎週金曜日はおすすめ本紹介の日です。

本日は、岩堀修明 著『図解 感覚器の進化』をご紹介します。

美味しさや香りはどのように感じているのかを科学的に知りたくて購入した本です。

そういうことだったのか!という発見が随所にあり、とても興味深く読みました。

たとえば、味を感じる味蕾(みらい)は子供の時に数が多く、成人になると乳幼児期の半分になるそうです。

子供は好き嫌いが多いのは味蕾が多いためかもしれないとあり驚きました。

また、辛さは味覚ではなく、痛覚で感じるというのも知りませんでした。

そういえば、炭酸も味覚ではなく痛覚で感じている痛みなのかもしれません。

においを感じる物質は、

▼揮発性

▼水溶性

▼秒速4秒以上で動いている

▼におい受容体に作用するもの

という4条件があり、そうでないとにおいを感じないそうです。

息を停めるとにおいを感じなくなるのも上記のためだとわかりました。

嗅覚の記憶は、短期的には視覚の記憶より残りにくいものの、長期的には視覚的記憶よりも長く残るというのも合点がいきました。

味覚のよい人は少なからず嗅覚も冴えているように思われますが、特ににおいの記憶力に優れている人なのかもしれません。

昆虫や動物の感覚器がどのように進化してきたか、また人間の感覚器は動物とどのように違うかなど、どれも大変興味深く読みました。

是非お読み下さい。『図解 感覚器の進化』

——

人間、老いると味蕾の数が著しく減るそうです。

特に塩味に対する感度が低下するために、塩辛いものを好むようになるとあり、これは知っておかねばと思いました。


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